目次
非脱獄iPadで出来ること出来ないこと
出来ないことを理解した上で使っていけば、ストレスなく付き合えると言うもの。保証の受けられなくなる脱獄は自己責任で。ここでは脱獄せずに出来るやり方を模索していきます。
スポンサーリンク
HTTPでのファイルアップロードとカメラロール
恐らくiOS8のiPadを持つユーザーで、Webサイト管理をする者なら知っているぐらいの問題です。ウェブブラウザからファイルをアップロードしようとすると、ファイルを選択するフォームが出てきます。しかしそのフォームで選択出来るのは、カメラを撮影するか、カメラロールフォルダのみ。その他のフォルダへのアクセスは残念ながらバグのようで、公式で禁止されていて意図的に出来なくされているようです。
必携FTPクライアントの重要性
iOS8でサイト管理をするのに特に重要なのはFTPクライアントです。これ無くしてはPHPやCSSの編集などが出来ません。無料のものでも十分使えますが、投資だと思って有料化する事をお勧めします。イライラしながらでは良い記事は書けないからというのが筆者の考えです。
無料でも使える「FTPManager」
筆者はシンプルなUIに惹かれて「FTPManager」を使っています。複数のFTPサーバーの情報を保持したままにするには有料版でなければならず、無料のままでは毎回サーバー情報を書き換えなくてはなりません。接続先が1つだけならそのままでも構いません。新規ファイル、フォルダの作成、アプリ内でのファイルのプレビュー機能は素晴らしいです。只このアプリの苦手とするところは、iPad内のローカルフォルダを開く事が出来ないところにあります。独自のローカルフォルダを持っていますが、他アプリで作成したファイルとのやり取りが出来ません。
「Documents」でファイル管理
もう一つお勧めのアプリがあります。「Documents」というファイルマネージャーです。本来の機能のみならず、FTPクライアントとしても使えます。更にはFTPManagerでは出来なかった、ローカルフォルダとの連携も行えます。但し、ファイルマネージャー以外の機能は有料となります。クラウドサービスとの連携も出来るので、出先からファイルを端末に落として編集する際には重宝します。問題はローカルフォルダで、ファイル名の頭が「.」になっているものが非表示にされてしまうところです。そこにあるはずの.htaccessのようなファイルが動かせないのは致命的です。
画像編集ソフトの選び方
PCでもお馴染みPhotoshopシリーズ
結論からいきますと、「Photoshop Touch」を推します。ピクセル単位での微調整、レイヤー、パス、マスク処理、指で隠れて見えない箇所への配慮、まだまだ挙げれば出てくるでしょうが、主立った機能はPC版Photoshopを踏襲しており、他アプリを入れても尚満足のいかない方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
アンチエイリアスが無い
問題点は画質の荒さにあります。拡大して見ると、PCで作成した画像より粗が目立ちます。素材にも依るんですが、特にWordPressへの画像の投稿は、ブロックノイズが乗るようになるので、人によっては容認できないところ。ちょっとしたアイコンの作成程度であれば、他のアプリで間に合います。ただ表現の難しい処理が出来るといった、他にはない利点があります。
保存形式はJPEGとPNGの2択
最大の利点は、画像の保存先がカメラロールになっている事です。これで前述したHTTP経由でのアップロードの問題はクリアしました。コンテナはJPEGとPNGの2種類から選ぶことになり、Web用としては及第点。GIFも選択できたら良かったんですが、そこは他のアプリで補いましょう。画像検索をかけて画像をプロファイルにそのまま読み込ませる事ができるので、素材集めが非常に楽です。
GIFは他のアプリでカバー
画像のコンバートにおける問題としては、ファイルサイズが肥大化する可能性が高いです。GIFアニメが作りたいだとか、特別な事情でもない限り「Photoshop Touch」ベースのGIFは選択肢から外れます。
PC表示ができない
レスポンシブが裏目に出る例
究極にして最大の問題、PC表示が出来ません。レスポンシブで動くWebサイトの表示は、端末の横幅で決まるので、UserAgentをいじっても無意味です。 PC表示をリクエストしたところで変化はありません。今の横幅を変更する際には、細心の注意を払う必要があります。下手にカスタマイズして、PC表示が壊れているのに気づかないなんてこともあるかもしれません。
Google Analyticsの表示がうまくいかない
G Analyticsが使えればいいという方は問題ありません。ただ、ウェブブラウザで設定を変えたい時に、画面表示が不完全なばかりに設定がうまく出来なくて困ることがあります。その他、iPadでは上手く動作しないWebサービスがあるので、やりたい事が出来ずに諦めなくてはならない場面に出くわすかもしれません。右端を表示させるとスクロールバーが表示されるので、ページを下まで動かせずにいる方は是非試して下さい。
Google+のコミュニティが作れない
SNS連携で集客を考える頃になると、Facebook、Twitter等の各種サービスの運営もする事になります。しかし残念ながらGoogle+のコミュニティは、PCで作るようにとの公式回答が寄せられています。当ブログはiPadのみで作るので、Google+のコミュニティは作成しない方針です。
まとめ
- HTTPのアップロードは画像のみ
- 無料アプリには限界がある
- 作成した画像は荒くなりやすい
- iPadからでは受けられないサービスがある
SNS連携してみたので、投稿テストを兼ねている記事です。
- 新年ですね!目標が決まりました - 2017年1月13日
- STINGER PLUS+をゴリゴリのグリッドレイアウトにカスタマイズ - 2016年9月13日
- 整体でリピート率を上げる為に知っておきたいこと - 2016年5月5日